ポケットカードの株価が急上昇。ファミマクレジットを完全子会社化の報道で

三井住友フィナンシャルグループの連結子会社でクレジットカード会社のポケットカードは、ファミマクレジット、伊藤忠商事、ファミリーマート及び三井住友銀行との間で、3月31日を株式交換の効力発生日として、ポケットカードを株式交換完全親会社、ファミマクレジットを株式交換完全子会社として経営統合することで合意し、交換対価を金銭とする株式交換契約を21日付で締結しました。

両社グループの連携による事業基盤の強化を図る見込みのようです。

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株式交換契約の締結に伴い、好感された株式市場では22日のポケットカードの株価が急上昇。

値上がり率2位の407.00円(15:00)前日比+44.00円という水準で取引されています。

ポケットカードの筆頭株主だったプロミスは保有株式の三井住友銀行への譲渡の他、武富士の潜在的な過払い金が2兆4000億円に上ることが分かり、過払い金への警戒が高まった為か、一転売られている状態です。

クレジットカード業界やキャッシング業界では個人消費の低迷を受け成長率は鈍化しているようです。

また高水準で推移する利息返還請求への対応や、貸金業法、割賦販売法の改正に伴うビジネス環境の急激な変化への適応など、厳しい事業環境が続いています。

有志議員による貸金業法の見直しを検討していると報道されましたが、実際に見直されるかは現時点では不明となっています。

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