銀行のカードローンが若い世代を中心に支持されているようです。
三菱東京UFJ銀行のバンクイックも金利が低いので人気が高いですし、みずほ銀行カードローンも多くの利用者がいます。
実は、こうした銀行のカードローンは今年6月に完全施行された改正貸金業法の影響を受けず、また借入総額が年収の3分の1までに制限される総量規制の対象外となります。
つまり、キャッシングやカードローンの利用が難しい状態にある方でも、メガバンクが提供している銀行のカードローンであれば利用できる可能性がある訳です。
また、銀行のカードローンではありませんが新生銀行のレイクや、同じく新生銀行のノーローンが一定期間の無利息期間を設けているなど独自のサービスを行っているのでこちらも若い世代に大変人気のカードローンとなっています。
特にノーローンの場合ですと、ノーローンへの返済時にネットマイル等のポイントが付くと言うことで高い支持を得ています。
ポイントが付くっていうだけで、どうしても興味をそそられてしまいますものね。
改正貸金業法の影響によって【借りたくても借りられない人】そして【貸したくても貸せない業者】という問題がはやくも顔を覗かせているようです。
大手消費者金融各社が発表した内容によると、6月の消費者金融大手4社への新規借入申込件数は前年同月比約2~6割の激減となったようです。
これを受け、4社の10年4~6月期決算もそろって減収となり、市場の大幅な縮小が続いているとのこと。
これは、借入総額が年収の3分の1に制限される総量規制を知っている方が申込みを控えた他、雇用環境の悪化、経済状況の悪化などを理由に高属性の方が減っていることも影響しているようです。
さらに、審査をパスして実際に融資できたのは29%と極めて低い数字となっていますので、消費者金融を利用出来なかった方がヤミ金、クレジットカード現金化などへ流れる可能性も示唆されています。
4~6月期決算は、リストラ費用がかさんだプロミスが最終赤字に転落。
このほか、武富士は売上高に当たる営業収益が、前年同期比39.9%減、アイフルは33.5%減とそれぞれ大幅減収となったほか、アコムも5.6%減となった。
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