プロミスなどの消費者金融株が急伸

三井住友銀行グループのプロミスやアコムなどの株価が急伸しています。

ブルームバーグが報道した内容によると、プロミスなど消費者金融の株価が軒並み急伸し、プロミスやアコム、アイフルといった大手消費者金融の株価は、東証1部33業種の上昇率首位になるなど、大幅に値を上げていたようです。

急伸の背景にはプロミスの1月の利息返還請求件数が、前年同月比微増(1.74%増)にとどまったことで、武富士破たんによる過払い金返還請求者の急増など過度な不安感が後退したと取られた模様です。

プロミスの広報によると、「悲観するような影響は出ておらず、先行きも大きく懸念していない」ということで、請求件数自体は09年6月の1万6600件をピークに、減少傾向となっています。

また、改正貸金業法後、幾度と消費者金融は格付けを引き下げられてきましたが、野村証券などにより目標株価は引き上げられており、事実16日のプロミスの株価は、改正貸金業法直前までの800円台中頃まで値を戻しています。

銀行もカードローンの販売に力をいれていますが、まだ消費者金融の受け皿になれるレベルではなく、消費者金融の担う役割は存在すると言えそうです

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