住宅ローンも見極めが肝心

カードローンやキャッシング以上に、出産や転勤などのライフイベントや、立地・設備などを考え長期的に返済していかないといけないのが、住宅ローンです。

住宅ローンは、25年~40年超と長期間に渡って返済を続ける必要がありますので、金利や借入額だけではなく、今後の安定した収入(離職の可能性の可否)や金融情勢なども加味していかないといけません。

金利の種類によっても大幅に最終返済額が変わります。

住宅ローンだけでなく、金利には固定金利と変動金利があり、固定金利であれば契約時の金利が完済まで続きます。

固定金利のメリットは返済額が変わることがまず無い為、返済プランが立てやすい事が挙げられますが、契約時の金融情勢によっては高金利となりがちです。

変動金利の場合、金融情勢などによって都度金利が見直されます。

景気が低迷ししている時は、1%を切る金利で借入が出来ますが、景気回復やデフォルト、デノミなど政府方針の大幅な転換等で極端に引き上げられる可能性が必ずしもゼロではありません。

最近では、一定期間の固定金利後、変動期間になる「3年固定もの」や、たとえば2000万円の住宅ローンのうち1000万円を変動金利で、残りを1000万円を固定金利で契約出来るケースもあります。

1年~5年契約が一般的なカードローンよりも遙かに長期の返済計画を練らないととても完済は難しい住宅ローンですので、何度もシミュレーションしたり、年収の5倍までを限度にローンを組んだりと様々な観点から返済に向けた契約を結ぶ必要があります。

頭の痛いものではありますが、マイホームという夢の実現には避けては通れない道なのでしょうね。

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