消費者金融への過払い金返還請求が増大

利用者による払いすぎた利息の返還請求を求める動きが、活発化しているようです。

先月2月の返還請求件数は、アコム・プロミス・アイフルの計3社で前年同月比4割増にものぼり、その合計件数は4万7000件強と過去最高となった模様です。

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先月2月というと、消費者金融元大手の武富士が過去の利用者に対し、過払い金返還請求の窓口を開いていましたね。その最終締め切り日が2月末でしたので、駆け込み申込み者が殺到したのも増加の理由の一つでしょう。

武富士の利用者とその他大手消費者金融の顧客層は2~3割重複していると言われていますから、武富士への過払い金返還請求の申込みついでにアコムやプロミス、そしてアイフルへも申込みをした可能性が高いとされています。

利息返還請求は、一昨年の2009年春をピークとして一服したものの、昨年9月の武富士破綻により増加傾向にありました。

また、震災の影響で東北地方の支店やローン申込み機が一時休止となっている他、東京電力の計画停電の影響下にあるATM、ローン申込み機にも利用が出来ない時間帯が発生するなどして、今後の経営環境はさらに不透明感を増すという懸念があるようです。

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