「消費者金融で借金を作った」振り込め詐欺-静岡-

消費者金融で借金を作ったと息子を騙った男からの電話を受け、浜松市北区の無職の女性(49)が計196万5千円を振り込みだまし取られてしまったそうです。

既に警察署へは届け済みとの事ですが、15日に静岡東部地震も発生している中、酷い詐欺を働く人間がいるものですね。

報道されている内容によると、女性は16日、息子をかたった男から「インフルエンザにかかっているかもしれない」との電話を受けました。

その後、同じ男の声で「消費者金融で借金をつくった」と電話があったほか、消費者金融会社社員を名乗る男からも電話があり、17と18の両日、男らの指示通り現金自動預払機(ATM)で計196万5千円を振り込んだといいます。

「インフルエンザにかかっているかも知れない」と話しているということは、「風邪で声がおかしい」と暗に言っている可能性もあり、警戒心を払拭させる要因になっているかもしれません。

また、消費者金融で借金を作ったと当人だけが話すのではなく、消費者金融会社員を名乗る人間も電話をかけてくるなど「複数の人が登場する劇団型」という振り込め詐欺の常套手段の一つと言えます。

最近は、詐欺の電話をかける前に、「電話番号が変わったので控えておいて」と電話番号を覚えさせ警戒心を解かせるなどの手口も使うとのことですから、くれぐれもご注意を。

報道された女性が振り込んでしまったお金が一刻も早く戻ることをお祈りしております。

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