過払い請求や任意整理のデメリット

キャッシング会社やカードローン会社への過払い金返還請求が活発になっていますが、それを行うことでのデメリットを正しく知らないうちに(もしくは説明されないまま)弁護士等に依頼し、目的達成する人が多いようです。

本来ならば、そういったデメリットも弁護士等が説明する必要がありますが、説明が無かったり聞きそびれたりしているようです。

[PR]三菱東京UFJ銀行カードローン|口座振込で借入

貸金業者への支払いが困難になり、債務整理や過払い金があるとして業者へ申し立てをした場合、昨年より信用情報機関にはブラックとして掲載されることはありませんが、多くの場合はその会社のグループ内でブラック(金融事故)扱いとなります。

グループ内とはその会社を傘下に加える銀行も含みますので、今後その銀行から住宅ローンや教育ローンの借入をしたいと思っても審査が通らない可能性が高くなります。

また、ブラック扱いの期間もハッキリとは分かりませんので、将来的に、たとえば返済途中に過払い請求をおこしてから7年後に住宅ローンを利用したいと思ってもそのグループ内では借入が出来ない可能性があります。

数十万円~数百間年の過払い金がある場合は、請求をすべきかもしれませんが、数万円程度の場合はかえって過払い金返還請求をしない方が良い場合もあります。

そもそも数万円程度の過払い金返還請求を弁護士等に依頼した場合、その報酬や手数料でほとんどなくなってしまうでしょう。

«
»
 

トラックバックURL