アーカイブ: 2011年2月5日

振り込め詐欺撲滅強化推進期間開催中

全国銀行協会が発表した内容によると、1月26日(水曜日)~2月28日(月曜日)の約1ヶ月間『振り込め詐欺撲滅強化推進期間』として、警察当局と協働し、依然として無くならない振り込め詐欺の未然防止に向けた対策を強化しているようです。

振り込め詐欺は、元々『振り込み詐欺』『オレオレ詐欺』と言われていた電話詐欺の一つで、ターゲットの親族など近しい人物を装い、主に高齢者などを標的としていました。

その手口は、ターゲットの子供や孫の自分(詐欺師)が事故や病気のためまとまったお金が必要になり、今日中に振り込んで欲しいと頼む手法で、子供(孫)可愛さに高額な送金をしてしまう被害者が続出、社会問題にもなりました。

振り込め詐欺撲滅強化推進期間では、『電話で親族などから現金振込を要求された場合は、振り込む前に必ず本人に折り返し連絡をとって事実確認をして欲しい』と訴えています。

電話口の向こうで、『電話を切るとまたかけ直すことが出来ない』または『急ぎなのでこのままATMに向かって欲しい』と言われても、一度冷静に折り返すよう呼びかけているわけですね。

また、公的機関や金融機関を装い振り込みさせる『還付金詐欺』や『未公開株詐欺』など、巧妙な手口の詐欺が増えています。

『手渡しによるオレオレ詐欺』や『警察官を騙り、暗証番号を聞き出しキャッシュカードを搾取する』、『レターパック等で現金を送付させる』など、振り込まない詐欺も新たな手口として発生していますので、くれぐれもご注意ください。

引き落とし口座にお金がないからと言って、銀行カードローンなどの自動補填機能を使い不必要な融資などを組まないように気をつけましょう。

全銀協|全国銀行協会