クレジットカード動態調査集計結果の発表
・楽天銀行スーパーローンの振込融資・三菱東京UFJ銀行カードローンに申込み・モビットで借換・社団法人日本クレジット協会
社団法人日本クレジット協会が今月の24日に発表したクレジットカード動態調査集計結果では、平成 22 年 10 月分のショッピング信用供与額は、2,593,294 百万円で、前月比では 1.0%の増加となっています。
また、前年同月比では7.8%の増加となっています。
キャッシング融資額は、148,408 百万円で、前月比では 14.8%の減少、前年同月比では50.2%もの減少となっています。
これは今年6月に完全施行された改正貸金業法や総量規制の影響が大きく出ていると指摘されており、キャッシングの融資残高の減少はクレジットカードに付与されているキャッシング枠にも如実に表れていると言えそうです。
同様に、ショッピング信用供与額が増加している理由の一つとして、新たな借入が出来なくなった利用者が、ショッピング枠を利用した現金化に少なからず流れている事も挙げることが出来そうです。
ショッピングについては、平成 21 年 8 月以降 15 ヶ月連続で前年同月比が増加、キャッシングは平成 18年 8 月以降 51ヶ月連続で前年同月比が減少となっています。
なお、クレジットカード市場では平成22年12月17日から改正割賦販売法が完全施行されました。
これにより、クレジット業者は過剰与信を防止する義務を負うことになります。
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